(日本語) 「人間工学」誌57号3巻にチョウさん・夏さん・下村先生共著のオープンデータが掲載

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「人間工学」誌57号3巻にチョウさん・夏さん・下村先生共著のオープンデータが掲載されました。

<書誌情報>

野原佳織,張琰雯,貨泉朋香,黒川亜紀子,小林利彰,夏亜麗,下村義弘

香り刺激による唾液量と唾液中コルチゾール濃度に関する検討.

人間工学,57(3)pp.107-110(2021).

<抄録>

現在,ストレス社会により唾液量が減少し口腔乾燥を訴える患者が増えている.唾液量の減少は,歯科口腔疾患だけでなく,嚥下障害にも関連し全身の健康に影響を与える.我々は唾液分泌を促進する簡便で安全な方法としてにおい刺激に着目し,本研究ではパイナップルの香り刺激に対する唾液量と唾液中コルチゾール濃度への影響を検討すること事を目的とした.健常成人10名を対象に,香りなし試行と香りあり試行の2試行を実施させ,実験中の唾液量と唾液中コルチゾール濃度を測定した.香りあり試行では,パイナップル香料を滴下したムエットを被験者の鼻孔から約3 cmの位置に設置し,鼻呼吸を行わせることにより香り刺激を与えた.その結果,パイナップルの香りにより唾液量は有意に多くなったが,唾液中コルチゾール濃度の有意な差は認められなかった.

(キーワード: 香り,ストレス,口腔乾燥,唾液,コルチゾール)